「勝とう」と「負けまい」と
徒然草二百三十三段の第百十段に、双六(すごろく)の上手と言う人に、その手立てを、...
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徒然草二百三十三段の第百十段に、双六(すごろく)の上手と言う人に、その手立てを、勝つ秘訣を聞いたところ、
「勝とうと思って打ってはいけない、負けまいと打つことだ。
どの手を打ったら早く負けてしまうかを考え、そういう手は避けて、一目でも遅く負ける手を選ぶことである。」
とあるそうです。
「どうすれば勝てるか?」を考えいてはいけないのだそうです。「どうすれば勝てるか?」だけを考えると
自分の兵しか見えなくなり、敵の兵が見えなくなっているそうです。
「どうすれば負けないか?」は敵兵の動きを見なければ又敵の動きをう予測しなければ、考えることが出来ません。
「どうすれば勝てるか?」は「勝ちに行く」ことですから、一見覇気に溢れているようにみえますが、大局を観ていません。
ここから攻めてみて駄目ならあちらから攻めるか・・・ですから見物するには、動きは速いし華やかです。
「どうすれば負けないか?」はここは大丈夫かあそこに穴はないかとあらゆる危険をシュミレーションしなければならないのですから
どうしても傍から見ていると動きは鈍いように見えます。
「勝ちに行く」人は運があれば奇襲も成功しますが運がないときは大敗北を喫することになります。
「どうすれば負けないか?」の人は武運拙く損害を受けても最少限に留められますし、万が一運が付いた時は大勝利することができます
徒然草二百三十三段の第百十段に、双六(すごろく)の上手と言う人に、その手立てを、...